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Posted on 2015-02-13
羽田ミニニュース ★羽田と成田強化、交通基本計画案
2015/2/12 日本経済新聞
国土交通省の有識者会議は12日、中期的な交通政策の指針となる基本計画案をまとめ、太田昭宏国交相へ答申した。羽田、成田両空港に乗り入れる国際線を充実させる一方、鉄道駅や車両のバリアフリー化を着実に進めるよう求めた。五輪開催を見据えて東京の国際競争力を高めながら、人口減や高齢化に直面する地方交通の活性化をめざす。13日に閣議決定する。
交通政策基本計画は2013年に成立した交通政策基本法に基づき、交通基盤整備に向けた国の中期目標を示すのが狙い。国交相の諮問機関である交通政策審議会と社会資本整備審議会がまとめた。計画に盛り込んだ56項目の数値目標は16~20年度の達成をめざす。
目玉となるのが羽田と成田を合わせた「首都圏空港」の機能強化だ。両空港を発着する国際線直行便の就航先は13年時点で88都市にとどまる。計画案は計75万回の発着枠を20年度までに最大8万回弱増やし、韓国・ソウルや香港、シンガポールと並ぶ130~140程度へ伸ばすよう求めた。(略)
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