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Posted on 2015-02-22
羽田ミニニュース★大田区おもてなし作戦 五輪へ外国人素通り防げ 観光拠点新設

2015/2/20 日本経済新聞 朝刊

東京都大田区は2015年度から20年東京五輪に向けた街づくりを本格的に始める。外国人客の受け入れ態勢を整えるために京急蒲田駅構内に観光情報センターを新設し、街中には無料公衆無線LANも整備する。追加種目の候補である野球・ソフトボールの誘致を目指し、野球場も改修する。羽田空港のお膝元という立地を生かし、地元での周遊を促して素通りを回避する。
東京五輪に向けたソフト・ハード面の街づくり計画「大田区オリンピック・パラリンピック アクションプログラム」を策定し、15年度からスタートさせる。松原忠義区長は「五輪は街づくりの絶好の機会」と語る。
15年度はまず観光情報センターを京急蒲田駅直結の商業施設内に12月にオープンする。大田区はこれまで羽田空港などに観光案内拠点を持っていたが、今回の面積は約100平方メートルと大田区の観光情報センターとしては最大規模。15年度予算案にまず設計費用として約1000万円を盛り込んだ。
新設するセンターでは常駐スタッフが観光相談に対応する。菓子など大田区の特産品も販売するほか、周辺の町工場が製作した展示品なども並べる計画。外国人を意識し、折り紙や習字など日本文化の体験も検討している。「海外からの玄関口としておもてなしに力を入れたい」と担当者は話す。(以下略)

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