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Posted on 2021-07-22
【報告】「羽田空港跡地の公園づくり」~羽田空港跡地第1ゾーンの公園に関する意見交換会~
「羽田空港跡地の公園づくり」意見交換会の報告です。
先に報告のとおり、HASMもアイデアを応募した「羽田空港跡地公園」について、意見交換会が3回開催されHASMからもメンバー1名が参加しましたので下記のとおり報告いたします。
また、アメリカ建築家協会ニューヨーク公共建築賞受賞のスタテンアイランド9/11メモリアルのデザインや、NASAとMARS ICE HOMEの共同設計などアメリカで活躍されているデザイナーでClouds AO代表の曽野正之氏※がHASMに協力いただけることになり、私たちのアイデアがスタイリッシュにブラッシュアップされました。
これらを踏まえて意見交換会に臨んだ結果、メンバーが参加したグループではHASMのアイデアがかなり盛り込むことができたと思います。
(成果の取りまとめ)グループで楽しみながら考える!「羽田空港跡地の公園づくり」~羽田空港跡地第1ゾーンの公園に関する意見交換会~
今後、羽田空港跡地第1ゾーンの公園を整備・運営していくにあたり、みんなが使いたくなる公園にするために、意見交換会を開催いたしました。意見交換会では、公募によりお集まりいただいた皆さまが6グループに分かれて話し合い、アイデアを取りまとめました。
意見交換会のあらまし
開催主旨
大田区は、天空橋駅周辺で羽田空港跡地のまちづくりを進めており、その一環として、羽田空港・多摩川のそばに新しい公園を整備する予定です。
公園は、ある人には憩いの場であったり、またある人には運動の場であったり、ある人にとっては、思い出の場や、地域とつながる場になるかもしれません。
そこで、新しい公園を使う利用者や、そこで繰り広げられる物語に想像を膨らませて、グループでアイデアを出し合いながら、みんなが使いたくなる公園を考えてもらう。
募集概要はこちら
第1回から第3回のねらいと、あらましは以下のとおりです。詳細はニュースレターをクリックしてください。
第1回
公園予定地がどのような場所にあるのかを知り、具体的にどのような公園利用者(主人公)がいるのかを想像する。
第2回
第1回で設定した主人公になりきって、それぞれの主人公が同時に公園を利用した場合をイメージし、どのようなことが起こるのか、良いことも悪いことも含めて考える。
第3回
第2回でまとめた、公園でしたいことや、みんなが同じ公園を使うことで起きることをもとに、必要と思われる施設の具体的な配置案を作成し、みんなが楽しく利用できるようにするための使い方を提案する。
意見の活用について
出席者が出し合った意見・アイデアは、成果としてグループごとに取りまとめております。いずれのグループも多種多様なレイアウトを考え、特色ある成果となっておりますので、ぜひご覧ください。なお、公園の運営についてはほとんどのグループから、多様な公園利用者が、限られた公園面積で楽しく、満足した時間を過ごせるようにするためには、各利用者がお互いの意見を尊重し合い、譲り合って利用する工夫やそのような仕組みづくりが必要であるという貴重なアイデアをいただきました。
令和2年度に実施したアイデア公募でのご意見とあわせ、いただいたご意見・アイデアは、基本計画作成にあたっての基礎的な資料として活用していきます。
(注釈1)7月17日に、意見交換会で皆さまにまとめていただいた成果を発表いただく「成果発表会」を予定しておりましたが、緊急事態宣言の発出に伴い中止いたしました。
HASMが参加したグループ1の成果物
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/haneda_airport/kukoatochi/sankashaboshuu.html
design by Clouds AO
※曽野正之
Clouds AO 設立パートナー。神戸大学及びワシントン大学にて建築修士号取得。都市スケールの文化施設からパブリック・アートのデザインに及ぶ多様なプロジェクトに携わる。ニューヨーク・スタテン・アイランド9.11メモリアル国際コンペ優勝作品によるアメリカ建築家協会公共建築賞をはじめ受賞多数。2013年ニューヨーク プラット・インスティテュート美術大学建築学部客員教授。デンマーク王立芸術アカデミー、東京大学建築学科などにてレクチャー。ヴェニス・ビエンナーレ フューチャー・パス、ニューヨーク近代美術館PS1、上海現代美術館などで作品を発表。兵庫県出身。少年期をニューヨークにて過ごす。
https://cloudsao.com/5028982
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