開催報告

Posted on 2016-05-27
総会記念講演会の報告

第6回総会後、恒例のHASM総会記念講演会が開催されました。
今回は、映画『永遠の〇(ゼロ)』でもロケ地となった「筑波海軍航空隊記念館」(茨城県笠間市)を設立、運営している筑波海軍航空隊プロジェクト実行委員会の金澤大介事務局長を講師に迎え、市民の手よるミュージアムについてご講演いただきました。
記念館は、戦後に病院などとして使用されていた筑波海軍航空隊旧司令部の建物と敷地をそのまま保管利用し運営を行い、すでに来館者は15万人を超えて、地域の観光資源ともなっています。
しかし、市民が県所有の旧い建物を記念館として使うことが如何に困難の連続であるのか、そうした様々な壁を乗り越えている実行委員会のありのままの姿を金澤事務局長より紹介され、わたしたちも大きな感銘を受けました。
公営ミュージアムでは想像できないような存続の危機に対し、いろいろな発想の転換で切り抜けているばかりでなく、新たな記念館のあり方を創りあげている皆さんの努力にただただ敬意を感じた次第です。
一人でも多くの方が記念館を訪れることが、こうした草の根活動のパワーになります。
ぜひ、「筑波海軍航空隊記念館」へ行って、見て、聞いて、感じて下さい!

記念講演会1○

Related Posts

 

Comment





Comment