開催報告

Posted on 2015-09-13
河口湖飛行舘見学会報告

恒例になりました、河口湖飛行舘の見

学会を行いましたので、以下報告致します。

河口湖飛行舘は、山梨県鳴沢村の富士桜高原の一画にあり、毎年8月のみ公開しています。開館中の8月22日(土)午後、中村理事長、藤田理事、川島の3名が飛行舘で合流後、原田舘長に案内と説明をして頂きました。

主な展示機体ですが、零式艦上戦闘機(零戦)21型と52型、スケルトン状態の21型、栄(さかえ)エンジンとその部品などは昨年とさほど変わりはない様でした。

一式陸上攻撃機は全ての窓にアクリル製のガラスのはめ込みが完了しており、さらなる存在感が増した様でした。驚くべき今年の目玉は陸攻の頭上につり下げられた特攻機の“桜花”の存在でした。戦時中に連合軍から”BAKA”と呼ばれた“桜花”は陸攻につり下げられて攻撃に向かうと言う関係が有ったために、この様な展示方法になったのでしょう。

そしてこれも目玉の、復元中の隼一型戦闘機ですが、今年は操縦席部分の胴体が接続されており、キャノピーはオリジナルのものが取り付けられていました。来年は主翼が取りつけられることが期待されます。

舘内にはメーカーより贈られたMRJ旅客機の模型も展示されていました。

また、飛行舘に隣接する自動車博物館も公開中で、展示館のバックには霊峰富士山が見えます。屋上にはF104DJジェット戦闘機が展示されており、胴体横の007の数字が目に入ります。数年前、原田舘長にこの機体について伺ったら、現役で飛行していた時の下3桁の機体番号とのことでした。 007(ゼロゼロセブン)といえば、映画でもお馴染みですが、彼のジェームス・ボンドが見たら驚くとともに、喜びの声を上げるのではないでしょうか。

kawaguchiko

 

 

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