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Posted on 2015-04-14
MRJ開発状況説明会開催
4月10日に三菱重工業と三菱航空機は、「MRJ開発状況並びに量産準備状況説明会」を開催した。この席で機体の完成度を上げるため初飛行の時期を延期し2015年9月~10月に設定し、米国での飛行試験計画も織り込み、初号機納入スケジュールを守ると発表、併せて開発の進捗状況を説明した。現在MRJは、強度試験機2機、飛行試験機5機で開発が進められている。説明会後の見学会では、最終組立格納庫内で飛行試験機初号機~4号機の作業状況を見ることができた。5号機は塗装作業中だった(4月中に塗装完了)。初号機~4号機は今後、地上試験、国内飛行試験、米国飛行試験(モーゼスレイク他)と作業が続く。5号機は米国飛行試験を行わず、国内だけの飛行試験になる。なおこの5号機には、MRJのキックオフエアラインである全日空の塗装が施されることも発表された。全日空の塗装仕様に、MRJのロゴが前部胴体に描かれるカラーリングだ。またMRJの量産は、名古屋空港駐車ビルの隣接地に建設中の、小牧南新工場で行なわれる。この新工場では、同時に10機の最終組立が可能という。
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